FC2ブログ

風間健介氏の死

『夕張』(寿老社)で一度は脚光を浴びた写真家。同郷で同い年だったこともあり、札幌で何度かお目に掛かった。

彼が作り出すモノクローム写真(特にバライタ)はとても美しかった。北海道から本州に移り、しばらく絵や書に比重が移った時期があり、彼との交流は途絶えた。

千葉の海の近くに移住され、更新されるブログを時々見ていたが、健康の悪化と生活の困窮は明かだった。彼をよく知る周りの人たちもそれは十分に分かっていたと思うのだが、それでも彼の性格から考えて、如何ともし難いという諦めがあったと思う。

最後まで写真家であろうとした風間さん。覚悟していたと思う。最後は心細かったと思う。しかし、意志を全うしたという意味で、本望であったと願いたい。

この国では、写真にせよ絵にせよ、作品だけで生きていくのはとてつもなく難しいことだと思い知らされる、彼の死だった。

風間氏写真展
*札幌での最後の個展会場にて

風間氏と土井氏_2
*寿老社の土井社長と談笑する風間さん
*ピンぼけの酷い写真だけど、笑っているのはこれだけなので 

SAVE1399-b8e6d.jpg
風間さんのブログから 最後に投稿された写真
プロフィール

桃姫の飼い主

Author:桃姫の飼い主
南極大陸を横断したグリーンランドハスキー犬『キンタ』を曾祖父に持つ由緒正しい駄犬『桃姫』とその飼い主が綴る、北の空の観天”呑気”

なお、ブログ中の拙い写真・絵画イラスト・文章等の著作権は放棄しておりませんのでご留意ください。

宣言:「私は原子力を利用しない世界を求めます」

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる