京都の昆虫

昨年、京都に行ってから、京都の昆虫が気になっている。それで、関連する本を読み漁っているのだが、最近、特に面白かったのがこちら=塚本珪一著・『フンコロガシ先生の京都昆虫記』。
フンコロガシ

塚本さんの本はこれまでも結構読んできた。『日本列島フン虫記』、『日本糞虫記―フン虫からみた列島の自然』などなど。氏は一時、オホーツク方面に居られたはずだが、この本を読んで生粋の京都人と知って驚く。しかも学問的には今西錦司氏の流れをくんでおられる!

この本を読んで分かったことがある。京都のナチュラリストにとって北山は聖地である、ということ。鞍馬山、貴船、芹生、芦生、音羽川、比叡山、大原と歩いて、丹波、比良山系へと踏破してみたい!もちろん虫を捕りながら。

これは昨年の夏に大原寂光院への道すがら拾ったオオセンチコガネ。展足が今ひとつですね~。写真は新しく導入したOlympus TG-4の深度合成モードにて撮影。その解像度に驚くが、まだ使いこなせていない。
オオセンチコガネ_20160807_京都大原

オオセンチコガネはその美しい構造色で知られるが、色合いは地域によって異なる。京都でも北と南では異なり、北の色合いは写真の通り、やや緑がかった赤銅色。南(伏見区~宇治市以南)はもっと緑色が強い。

塚本さんは仲間とともに日本中のオオセンチコガネの色彩図鑑を編纂されたが、個人的にはこの京都北方の色合いが最高だと思っているらしい(笑)。
日本のオオセンチコガネ

大原を歩いていて感じたことは、大都市が近いのにずいぶん虫が多いな、ということ。北海道とは生命の密度が違っている印象。生き物に満ちている、魅力一杯の場所だ。
高野川上流夏_20160806
プロフィール

桃姫の飼い主

Author:桃姫の飼い主
南極大陸を横断したグリーンランドハスキー犬『キンタ』を曾祖父に持つ由緒正しい駄犬『桃姫』とその飼い主が綴る、北の空の観天”呑気”

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宣言:「私は原子力を利用しない世界を求めます」

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