トレードオフ

生き物の生存戦略として、何にでも対応しまっせ、というジェネラリスト的な生き方と、これしかやりません、というスペシャリスト的な生き方がある。

自分のことを振り返ると、これまでジェネラリスト的な生き方、というか働き方をしてきた。何でもやりまっせ、というのを売りにしてきたわけだ。

何か良いことがあったか、というと、一通り色々な仕事をもらえてきた、というのは良かったことだと思う。

何か不都合があったか、というと、色々なことに対応するためにその都度勉強を強いられ、その都度専門書が増えていった。

もうひとつ重要な不都合といえば、どれも中途半端でどれも専門家には適わないことだ。

さらに危機的な不都合といえば、どれが自分にとって大事な分野なのかが分からなくなってしまっていることだ。仕事が来なくなると興味が薄れてしまう分野って、自分自身の人生にとって本当に必要なのかしら?

トレードオフ、という言葉はこれまでも何度か言及したかも知れないが、生きていく上で大切なことが含まれているような気がする。何かを得るためには何かを捨てなければならない。多くの生き物はそうやってスペシャリストになっていった。

何者かになりたいと考えている。

何者かになりたいのならば、何者かにはならない、というかなり重い選択をその都度しなきゃいけなかったんじゃないか。それを怠けてきたから、こんなに雑多なモノと本に押しつぶされながら生活しなきゃいけなくなったんじゃないのか。

そんなことをかなり真剣に考えている。
プロフィール

桃姫の飼い主

Author:桃姫の飼い主
南極大陸を横断したグリーンランドハスキー犬『キンタ』を曾祖父に持つ由緒正しい駄犬『桃姫』とその飼い主が綴る、北の空の観天”呑気”

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宣言:「私は原子力を利用しない世界を求めます」

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