何の意味があって?

この夏、久しぶりに本州を旅して最も印象に残ったのは、平野部の水の少なさである。名古屋から京都までの移動に乗った新幹線は干上がった川をいくつか越えた。水の流れていない川。それから人工物で覆われた場所の広さに唖然とした。

これら↓は標本作成中のゲンゴロウ類である。水辺を主な生息地とする甲虫の仲間。北海道は江別市のちょっとした水たまりになんと7種類ものゲンゴロウ類が生息していた。
ゲンゴロウの展足

普通の人がこれらを見たら、全部同じ、に見えるはずだ。こんなモノに時間を掛けて、ナンボになるの?そんな感想も理解できる。興味がないものはこの世に無いのと同じ。本州の平野部で、人知れず居なくなってしまった生き物の多さを考えると絶望的になる。

知らないのと居ないのは、同じ。

だから「ナンボになるの?」との問いには、「ナンボにもならへんのやけど…」、「誰か見てへんとおらんことになってしまうから」と答えることにしよう。
プロフィール

桃姫の飼い主

Author:桃姫の飼い主
南極大陸を横断したグリーンランドハスキー犬『キンタ』を曾祖父に持つ由緒正しい駄犬『桃姫』とその飼い主が綴る、北の空の観天”呑気”

なお、ブログ中の拙い写真・絵画イラスト・文章等の著作権は放棄しておりませんのでご留意ください。

宣言:「私は原子力を利用しない世界を求めます」

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる