ヤブカラシの話

薮から棒にヤブカラシの話。

この植物については、色々なところで解説されているので詳しくは書かないが、要約すると…

・関東以北で見かける個体は全て3倍体(塚谷さん達の研究で2003年に初めて明らかにされた)。
・したがって北海道のヤブカラシは種ができない
・2倍体に比べて3倍体の葉は厚みがあり、花序は豪華。
・3倍体は葉が必ず5枚(2倍体は新芽の先などで3枚一セットの葉をつける)
・根茎が著しく発達して、抜いても抜いても再生してくる、やっかいな雑草。
・他の植物が入ってこられないくらい旺盛に繁茂して、藪を枯らすので、「ヤブカラシ」。
(以上は塚谷裕一著『スキマの植物の世界』から引用)

昨年の夏に小樽の某所でヤブカラシの群落を見つけた。葉っぱは5枚、ちょうど花をつけていたが、確かに実はつけていなかった。この花は蜜をたくさん出すので、蜂や蝶が集まってくる。虫屋にはたまらねえ〜植物だ!

しかし、いつまでも蜜を出すわけではないらしく、雄しべを落として蜜を出さなくなった花の色は鮮やかなオレンジ色から淡いピンク色に変化するという。確かに、オレンジ色の花の中にピンク色が混じっている。こいつらは終わった花なんだね。

このヤブカラシは、私の印象としては、どこでも見つかるという植物ではなさそう。もし、まとまって繁茂している場所を知っていたら、教えてください!

ヤブカラシ_2
ヤブカラシ_1



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桃姫の飼い主

Author:桃姫の飼い主
南極大陸を横断したグリーンランドハスキー犬『キンタ』を曾祖父に持つ由緒正しい駄犬『桃姫』とその飼い主が綴る、北の空の観天”呑気”

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宣言:「私は原子力を利用しない世界を求めます」

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