チョウの交尾器(ゲニタリア)観察

ゲニタリアの観察を始めた。教えを請うていた専門家の方から、始めるならヒョウモンチョウから、とのアドバイスをもらっていたので、その通りにした。1998年に幼虫から飼育したミドリヒョウモン(冷凍保存品)の交尾器を観察することにした。

先ずは水酸化カリウム水溶液(10%)で湯煎する。ビーカーの中の小瓶には、溶液と標本腹部が入っている。それにしても物々しい器具群だ。ホンマにこれ全部必要なん?まあ、何事も始まりは手探りからなので、仕方が無い。
水酸化カリウムによる下準備

実体顕微鏡下で柔らかくなった腹部をピンセットでさばき、交尾器を取り出す。
交尾器の取り出し

取り出した交尾器を同じく実体顕微鏡下で観察する。観察した雄の交尾器は、これまで文献で眺めてきたイメージとほぼ一致し、比較的取っつきやすい印象をもった。
バルバ_ミドリヒョウモン_2016_0048

ウンクスは龍の頭のような形をしていて、とても目立つ。ヒョウモンチョウ類は互いによく似ていて区別が難しいグループだが、雄の交尾器を比べると容易に区別できることを実感した。
引き続き雌の交尾器にもトライしたのだが、こちらはなかなか一筋縄ではいかない印象。交尾器の抽出自体が難しいのだ。まだまだ始まったばかり。
ウンクス_ミドリヒョウモン_2016_0048
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桃姫の飼い主

Author:桃姫の飼い主
南極大陸を横断したグリーンランドハスキー犬『キンタ』を曾祖父に持つ由緒正しい駄犬『桃姫』とその飼い主が綴る、北の空の観天”呑気”

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