『ライカな眼』(高梨豊著)
![]() | ライカな眼 (2002/11) 高梨 豊 商品詳細を見る |
写真家の撮影に対する態度がこの本ほど明確に書かれた類書はあまりないのではないか。
・「写真は二度見る」という基本姿勢
・技術的には、
・入射式露出計を反射式露出計のように使うやり方
・多階調印画紙を使わない理由(著者は2号を基本とする)
・引き延ばしレンズの絞りをF11に固定する利点
・シートフィルムによる露光ー現像時間関係の把握
・対談では荒木経惟氏との話が面白かった
・特に被写体とレンズ・カメラのセレクトについて
・笠智衆を撮るにはライカで、という話
・何を撮りたいか、何を表現したいかで選ぶべき機材が大きく変わる
ライカはスナッパーでしかない!、という印象。
だから、どうするの?