新カテゴリー 『賢者の書棚』

昨今のデジタル技術というのは、技術の名に値しない、と思う。

それがこのカテゴリを設定した理由。
少し怒りにも似た感情を持ちつつ、記事を書くことになるだろう。

そのように考える理由はいくつかある。

・ソフト全般に感じることだが、ユーザーの利便性よりも制作者の利便性を意識して作られて
 いる節がある。使用方法を習得するのに、貴重なお金と時間をドブに捨てることになる。

・つまらない理由で改訂され、さらに連続性を欠く場合がある。

・壊れたら直すよりも買い替えた方が得、という選択肢だけが周到に準備されている。

・「古い」は「新しい」に替わることはない。ユーザーは「遅い」ことに耐えられない。

・記憶媒体ですら連続性が担保されていない。フロッピーやMOはどうなったの?
 その耐久性はガラスのようにもろく、ダイスのように気まぐれ。

・それにも関わらず、乗り遅れると世間様から取り残される。最悪の場合、干される。

こんなものは人のための技術とは思えないっしょ!!
では、そんな「もどき」とどうつき合っていけばよいのか?

そんなことを考える時のヒントを与えてくれる書物をここに集めたいと思う。
処方箋にもなり、予防線にもなるような書物を…。

さて、はじめの一冊は『わがタイプライターの物語』(ポール・オースター、新潮社)。つづく。


わがタイプライターの物語わがタイプライターの物語
(2005/01/28)
ポール・オースター

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桃姫の飼い主

Author:桃姫の飼い主
南極大陸を横断したグリーンランドハスキー犬『キンタ』を曾祖父に持つ由緒正しい駄犬『桃姫』とその飼い主が綴る、北の空の観天”呑気”

なお、ブログ中の拙い写真・絵画イラスト・文章等の著作権は放棄しておりませんのでご留意ください。

宣言:「私は原子力を利用しない世界を求めます」

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