『本は読めないものだから心配するな』(管啓次郎著、左右社)

本は読めないものだから心配するな本は読めないものだから心配するな
(2009/10/20)
管 啓次郎

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頭の中でなんとなく理解していること、でもモヤモヤして自力では取り出せないモノ。
そんなモノを言葉にして、「ほらこれでしょ」、ってな感じで見せてくれる。
これはそんな本。

例えば「言葉」に関するこんな一節。

「…猟師も天文学者も学童も航海士も歌手も郵便局員も、「星」というときおなじひとつ
の「星」という語を使う。「星」という杭のまわりで、ふにゃふにゃのわれわれはぐるぐると
無限に巡回し、見分けがつかなくなる。万人に共有されながら誰にも属さない言葉のま
えでの、人の絶対的平等!個々の人間に与えられた、言葉の絶対的使用権!…」

「…言葉のまえでの人の絶対的平等を思い出させてくれるかれら、それは詩人たちだ。
詩人は言葉を絶えず洗う。それはまるで巡礼のための里程標をいつくしむ、無償の奉
仕者のようだ。…」

ややこしいことを語っているのに、とても読みやすいのは何故?

p.s
青森のDちゃん、この人知っている?
ワシは最近まで知らんかったなぁ~。
プロフィール

桃姫の飼い主

Author:桃姫の飼い主
南極大陸を横断したグリーンランドハスキー犬『キンタ』を曾祖父に持つ由緒正しい駄犬『桃姫』とその飼い主が綴る、北の空の観天”呑気”

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宣言:「私は原子力を利用しない世界を求めます」

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