オホーツク海 朝

27日の朝はオオタカの鳴き声で目が覚めた。4時。

湖に目をやると大きな魚を持ったミサゴがハヤブサに追いかけられていた。その後、杭に止まって器用に朝食。ハヤブサも隣の杭で傍観。ハヤブサは何をしたかったのか?遠くの岸辺にハクチョウが1羽。ハクチョウの湖として有名なこの水辺に、シベリアから大挙してやってくるのは、もう少し先のことだ。
朝のクッチャロ湖_20170827

浜頓別の人たちは早起きだ。一人で黙々と歩く人を沢山見かけた。おじいさん、おばあさん。ジャージ姿の漁師さん(らしき人)。歩くことは良いことだ。そう思う。

朝日が登るオホーツク海を見ていた。海と空の境界線がくっきりとしていて、「えっ、そんなにくっきりしていいの?」と思うくらい、鮮やかな境界線だった。海の中ではオホーツク海が一番気持ちに近い感じがする。

オホーツク海_20170827

エゾムシクイ 幼鳥

道北の○○湿原でのこと。ハンノキの茂みから小鳥の群れの声が聞こえてきた。チュンチュン、ピューイーなど複雑な声。正体を知りたくて近づいていった。

逃げるわね。当たり前か。それでも遠くに飛ぼうとはしないので、ひざまづいて匍匐前進を繰り返すと、とうとう目の前に小鳥(幼鳥)の姿を捕らえることができた!

エゾムシクイ幼鳥_20170826_2

エゾムシクイ幼鳥_20170826

ムシクイの仲間だということは直ぐに分かったが、さて、その正体は?
オオムシクイ・センダイムシクイ・エゾムシクイが候補だが、足の色がピンクなのでエゾムシクイかなあ~。


浜頓別の空

再び、道北地方に行ってきた。
クッチャロ湖_20170826

あまり条件は良くなかったが、それでもこの空。20秒の固定撮影。
sky_N_20170826.jpg

青い目のアオダイショウ

8月17日、クッチャロ湖畔の坂道で見かけたアオダイショウ。
アオダイショウ_浜頓別_20170817

瞳の色が淡いブルーで美しい。ヘビには瞼はなく、常にコンタクトレンズのように透明な皮膜に覆われているらしい。脱皮が近づくと、この皮膜と眼の間に隙間ができて、光を散乱させることによって青白く見えるとのこと。

ということで、この個体はもうちょっとしたら脱皮するのね。大きさは1.2m以上はあったのに、まだデカくなるんだね!すぐ傍でシマリスを見かけた。

道北の空

カミサンと2泊3日の日程で道北地方に行ってきた。初日は枝幸町のウスタイベ千畳石キャンプ場、2日目はクッチャロ湖キャンプ場にて泊。温泉は、16日は下川町五味温泉、16日はクッチャロ湖は「まとんべつ温泉ウイング」、17日は天塩川温泉に入浴。中でも、はまとんべつ温泉はこれまでで一位二位を争うつるっつるの泉質(ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉)で素晴らしかった。
夕日_クッチャロ湖_20170817


17日の夜は晴れて、素晴らしい星空を見ることができた。生憎、調査も兼ねていて、星空の撮影はできなかったが、久しぶりに北海道らしい星空を堪能することができた。昨日は大気が不安定なところに日射が重なって、道北の夏空らしい空が広がった。

クッチャロ湖_20170818クッチャロ湖畔

sky_音威子府_20170818音威子府天塩川温泉附近のソバ畑→もう少ししたら収穫時期

sky_名寄_20170818名寄市 きたすばる天文台

『天文学者たちの江戸時代』(嘉数次人著) その2

暦(れき)が昔の為政者にとってどれくらい重要なものかは、今の私たちにはイメージするのは難しいかもしれない。農業がベースにあった時代では、種まきや収穫の時期を的確に知らせるのは、為政者の重要な努めであった。また月食や日食を正しく予言することは、権威を保つために役に立っただろう。

さて、本の中の登場人物と代表的なトピックスを覚え書きとして整理しておきたい。

渋川春海 :囲碁方から天文学者へ。800年ぶりの改暦、貞享暦を作成した

徳川吉宗 :八代将軍、西洋天文学のレベルに気づき、それに基づく改暦をめざした、超理系将軍

麻田剛立 :登場人物の中でも最重要人物、恐るべきアマチュア、この時代にあって宇宙空間をイメージできていた人物、高橋&間の師

高橋至時 :西洋天文学を物理数学的に始めて理解した人物、公にはしていないが、暦法としての簡便さ(=計算の合理性)から地動説を納得していたらしいに対して一定の理解を持っていたらしい

間重富 :大阪の豪商、高橋の相棒、実務能力に長け、精密な観測機器を製造するなど江戸時代の実験天文学者といえる

伊能忠敬 :高橋の指導により地球の大きさを測るのが主目的で蝦夷地等に遠征、副産物として列島の正確な地図を作成、伊能の出した数値に高橋は当初は懐疑的であったらしいが、後に西洋天文学の教科書・ラランデ暦書を理解する過程で、伊能が計測した数値が非常に高い精度で一致するのに驚く

渋川景佑 :高橋の長男、世界地図を作成したが、その際に大黒屋光太夫と接点があった、シーボルト事件で伊能地図写しをシーボルトに渡した罪で獄死、高橋&間の有能な後継者だった

『天文学者たちの江戸時代』(嘉数次人著)

一挙に読了。この項、つづく。
天文学者たちの江戸時代

大学の天文同好会の先輩方が今日からオホーツクにてキャンプとのこと。当方は諸般の事情にて参加できず。

しかし、今日はあいにく北海道はオホーツク海高気圧の圏内に入り、朝から冷たい雨が降り続いている。

今夜はペルセウス流星群の極大日なのだが、条件は厳しく、観望どころではない可能性がある。

ヒグラシ

昨日、夕方、ジョギングしていたとき、近くの公園に差し掛かった際にヒグラシの声が聞こえてきた。

薄暗くなってきて、小雨も降り始めていた。どうやら公園に設置された小山に植栽された外国産常緑針葉樹の茂みに止まって鳴いているらしい。

急いで家に戻り、給水とバナナを一本食してから、レコーダーをポケットに放り込んで現場に戻る。頼む、まだ鳴いていてくれ!時刻は18:35。まだ鳴いていた!早速録音。車の音が邪魔。空は薄暗さを増していた。雨も少し強くなってきていた。

下はノイズリダクションも何もしていないスペクトログラム。解析ソフトはAUDACITYを使用。4545Hz、6780Hz、8839Hz、10921Hz、13333Hz、15592Hzに山がある複雑な音であることが分かる。

ヒグラシ_20170811_札幌

『札幌の昆虫』(木野田君公著)によると、「稀に声を聞いたという話を聞くが、圏内に生息しているかどうかは不明である」との表記。

『科学の基礎のキソ 暦』(鈴木充広著)

マヤ暦の前に、暦の基礎のキソを復習。

暦のホームページ=こよみのページ、を運営されている水路部の鈴木さんの著書。子供向けと侮るなかれ。知らなかったこと満載の良書。次は江戸時代の天文学者へゴー!

科学の基礎のキソ

ツヤクロスズメバチとハリガネムシ

一昨日、サイクリングロードで蟻に引っ張られているところを横取りした、ツヤクロスズメバチ。

ところが毒瓶に入れておいたところ、腹部末端からハリガネムシと覚しき寄生虫が脱出してきているのに気がついた。引っ張り出して並べたのがこの写真↓。

ツヤクロスズメバチ_20170806

ハリガネムシは人間には寄生できないらしいが、それにしてもおどろおどろしい生き物じゃて。

ここには掲載しなかったが、同じ日に拾ったセミ=コエゾゼミからはナント!23匹の寄生バエの幼虫=ウジ虫が脱出してきた。

死んだ、あるいは弱った虫の中には何かがとりついている可能性が高い。

しりとりの様な読書

始まりは『つるまき町 夏時間』(コマツシンヤ著)であった。
download.jpg

この中に竜胆寺くんというキャラが登場するのだが、これは『シャボテン幻想』の龍膽寺雄氏がモデルであることに気がついた。それで久々に読み返してみたのだが、その冒頭、「生きた心臓を捧げる 古代アステカの神髄」の描写に衝撃を受ける。

同時に読んでいたのが『星案内人』。田舎で自作のプラネタリウムを公開している爺さんと訳ありな客との物語。毎回、興味深い星や星座にまつわる話がアクセントになっている。
hosiannnaininn4.jpg



『星案内人』の著者が参考文献としてあげていたのが野尻抱影氏の著書。久しぶりにボロボロになった文庫版の『星と伝説』をパラパラとめくると、「古代マヤ族と星」というタイトルが目に入った。

そんな奇妙な符合でたどり着いたのが、古代マヤ暦と美しいマヤ文字の世界。少しマヤ文字の勉強をしてみたい(続く)。

マヤ文字_太陽月金星_1

マヤ文字_太陽月金星_2

キイロスズメバチ 略奪す

夕方、散歩の途中、数頭のアリがスズメバチを運んでいた。こんな宝物を餌にされてはかなわぬ、ということで、いただいてきました!種名はキイロスズメバチ。『日本産有剣ハチ類図鑑』によると、”北海道の個体群は、体毛がより多く、ケブカスズメバチあるいはエゾキイロスズメバチと呼ばれていた”とのこと。確かに毛深い。

今年は生きているスズメバチを見るよりも、死んで落ちている個体を見ることの方が多い(今のところ)。

キイロスズメバチ_♀_20170801


プロフィール

桃姫の飼い主

Author:桃姫の飼い主
南極大陸を横断したグリーンランドハスキー犬『キンタ』を曾祖父に持つ由緒正しい駄犬『桃姫』とその飼い主が綴る、北の空の観天”呑気”

なお、ブログ中の拙い写真・絵画イラスト・文章等の著作権は放棄しておりませんのでご留意ください。

宣言:「私は原子力を利用しない世界を求めます」

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