自転車の爺さんに置いていかれた話
最寄りのJR駅方面から続く坂の途中、信号機でママチャリ爺さんと並んだ。爺さん、ラジオを鳴らして、青信号を待っている。
…と、直ぐに信号は青に。すまないな爺さん、坂道なんでお先に失礼するよ、と心の中でつぶやく。漕ぎ始めて直ぐに異変に気がつく。爺さんのチャリに置いていかれているではないか。どうやら爺さんの自転車には電動の駆動系が付いているらしい。鼻歌で急坂を登っていく。
こちらはただのママチャリだが、頂上まで立ち漕ぎで粘ったよ。しかし、到着したときには既に爺さんの姿は遠い彼方へ。汗だくで喘ぎながら考えたことは、
世の中どれだけ便利になっても、坂道を自転車で漕ぐとしんどい、ということ。これは生活の原点になるかも。
…と、直ぐに信号は青に。すまないな爺さん、坂道なんでお先に失礼するよ、と心の中でつぶやく。漕ぎ始めて直ぐに異変に気がつく。爺さんのチャリに置いていかれているではないか。どうやら爺さんの自転車には電動の駆動系が付いているらしい。鼻歌で急坂を登っていく。
こちらはただのママチャリだが、頂上まで立ち漕ぎで粘ったよ。しかし、到着したときには既に爺さんの姿は遠い彼方へ。汗だくで喘ぎながら考えたことは、
世の中どれだけ便利になっても、坂道を自転車で漕ぐとしんどい、ということ。これは生活の原点になるかも。