オオウバユリ

桃姫が居ないからと言って、歩かないと歩けなくなる。
だから、少しずつ歩いている。

オオウバユリ_20170225
*TG−04で手持ちの深度合成モードにチャレンジ。

「全国鳥類繁殖分布調査」のご紹介

バードリサーチが主催している「全国鳥類繁殖分布調査」のご紹介です。

2016年~2020年に、全国2300地点の調査コースを設定し、鳥類の現状と変化について明らかにしようというプロジェクトだそうです。興味のある方は、先ずは下記をご参照ください。まだまだ調査者が決まっていないルートが沢山残っている、とのことです。北海道にも沢山残っている。

繁殖分布調査のホームページ
http://www.bird-atlas.jp/

調査地閲覧のページ
http://www.bird-atlas.jp/hokkaido001.html

私も参加する予定ですが、どこのラインで調査するかは、内緒です。

英国はこの手の調査は日本より随分先を進んでいます。継続的に実施されており、参加者も多く(40,000人のボランティア)、調査もメッシュ単位(A total of 551,370 10-km square)が採用されています。自然史への深い愛と歴史を感じます。

https://www.bto.org/volunteer-surveys/birdatlas/about/history-atlases
https://www.bto.org/volunteer-surveys/birdatlas/about
https://youtu.be/coOWDmVx4bk

漠然と虫は捕れない

この当たり前のことに気がつくのに、どれだけの時間が必要だったのか、呆れてしまう。生き物のニッチを知ることが、こんなにも劇的に、その生き物に出会うチャンスを作り出すものなのか。そのことに本当の意味で気づき始めているのかもしれない。一挙に世界が広がってきた感じ。

例えば糞虫=食糞性コガネムシ。

【先ずは北海道でどれだけの糞虫が確認されてる?】(『知床の昆虫』から)

 コブスジコガネ科(鳥の羽を食う連中ね):7種
 ニセマグソコガネ科(様々な環境に適応):5種
 マグソコガネ科(馬糞黄金ね、主に家畜や野生獣の糞):27種
 センチコガネ科:3種(北海道のセンチコガネは飛ぶ能力を失っている)
 ダイコクコガネ科(カッコイイ糞虫):12種

以上を分かった上で、フィールドに出るとしますか。勿論、闇雲にではなく。例えば、

・羽根を食う奴を探すには、先ずは鳥の死骸や鳥の巣を探さなくては!アオサギのコロニーが狙い目だと思うが、林に潜入するのは結構勇気がいりそうだなあ。繁殖期が終わってからにする?

・海岸のニッチを理解したい。汀線〜大潮の汀線〜海浜植生〜海浜植生の中の裸地。根際や砂の中。篩が必要かも。ゴミムシダマシも一緒に探そう。それから漂着している海藻や魚、鳥の亡骸の下を探してみよう!その前に亡骸を探すのが先。

・犬の糞、牛の糞、薬を使っていない牛の糞、馬の糞、シカの糞、ヒグマの糞、タヌキの溜め糞…。キツネの糞はエキノコックスが恐ろしいのでパスしようかな。糞の中、下、さらに地面の下、えっ、どれくらい掘る必要があるのん??

・朽ち木の中や剥がれかかった樹皮の内側。ターゲットの大きさはどれくらいだろうか?夜の灯火に好んでやってくる種類はいるのだろうか?

こんな風に、それぞれの種やグループが好む餌や環境、活動時刻を理解した上で、ターゲットを絞ってトライしたい。それを続ければ何か新しい事実が見つかるかも。それ以上にニッチの意味を体感できたら素晴らしいと思う。

糞虫のことは塚本桂一さんの書籍で勉強させていただいているが、たくさんあって迷うかも(写真参照)。どれかひとつ、ということであれば、私は『ふんコロ昆虫記』をオススメしたい。その理由は、網羅的であること、体系的であること、科学的であること、その割には肩肘張っていないこと、写真が豊富であること、教育的であること、入門的であること、などなど。採集方法や標本整理のことまで一通り分かる仕組みになっている。糞虫に関しては、費用対効果抜群!の本だと思います。

それから、北海道の糞虫のことを手っ取り早く知りたい向きには『しれとこライブラリー5 知床の昆虫』がオススメ。この本は、糞虫は勿論のこと、主要な分類群について、その道の専門家が分担して、丁寧かつ興味深い解説をされている。さらに知床を語りながら、実は北海道の昆虫の入門書にもなっているという優れものです。以上、ご参考まで。

でも、まだ冬でっせ、と突っ込まれるかも(笑)。

塚本本案内_20170222 

快晴の札幌

近所のマーケットの屋上から藻岩山方面をのぞく。

森からはハシブトガラ(たぶん)の囀りが聞こえてくる。春の気配を感じる。(たぶん)と書いたのは、コガラが混じっている可能性があるから。低地ではハシブトガラ、と頭から考えていたけど、どうもそんなに単純な話ではないみたい。

sky_20170222.jpg

肉球

桃姫フィギュアに肉球が着いていることに、カミさんが気がついた!
肉球_20170221

広島から桃姫が届く

いやあ、ありがとね!後ろ姿なんか、よう似てるし\(^O^)/

フィギャー_20170220_1

フィギャー_20170220_2

京都の昆虫

昨年、京都に行ってから、京都の昆虫が気になっている。それで、関連する本を読み漁っているのだが、最近、特に面白かったのがこちら=塚本珪一著・『フンコロガシ先生の京都昆虫記』。
フンコロガシ

塚本さんの本はこれまでも結構読んできた。『日本列島フン虫記』、『日本糞虫記―フン虫からみた列島の自然』などなど。氏は一時、オホーツク方面に居られたはずだが、この本を読んで生粋の京都人と知って驚く。しかも学問的には今西錦司氏の流れをくんでおられる!

この本を読んで分かったことがある。京都のナチュラリストにとって北山は聖地である、ということ。鞍馬山、貴船、芹生、芦生、音羽川、比叡山、大原と歩いて、丹波、比良山系へと踏破してみたい!もちろん虫を捕りながら。

これは昨年の夏に大原寂光院への道すがら拾ったオオセンチコガネ。展足が今ひとつですね~。写真は新しく導入したOlympus TG-4の深度合成モードにて撮影。その解像度に驚くが、まだ使いこなせていない。
オオセンチコガネ_20160807_京都大原

オオセンチコガネはその美しい構造色で知られるが、色合いは地域によって異なる。京都でも北と南では異なり、北の色合いは写真の通り、やや緑がかった赤銅色。南(伏見区~宇治市以南)はもっと緑色が強い。

塚本さんは仲間とともに日本中のオオセンチコガネの色彩図鑑を編纂されたが、個人的にはこの京都北方の色合いが最高だと思っているらしい(笑)。
日本のオオセンチコガネ

大原を歩いていて感じたことは、大都市が近いのにずいぶん虫が多いな、ということ。北海道とは生命の密度が違っている印象。生き物に満ちている、魅力一杯の場所だ。
高野川上流夏_20160806

『虫のすみか』(小松貴著、ペレ出版)

虫のすみか

何だろう!この人のやっていることの面白さは!激しく嫉妬する。そしてずるい、とさえ思う。こんな面白いことを黙っていたなんて!(いや、小松さんは黙っていないって(笑))。

小松さんが見てきた驚異の世界を、ひとつひとつ自分の目で確かめてみる。ただそれだけで世界の見え方は大きく変わるだろう。そしてそれは、どんな地位や名誉を獲得することよりも(大袈裟だなあ〜)光り輝いて見えるのだ。

12回目の誕生日

今日は桃姫の誕生日だ。生きていれば12歳になる。
もう写真は撮れないので、蔵に納まっている写真を時々出していきたい。

これは2009年9月24日の写真。場所は蘭越の海岸。桃姫4歳の時の写真。
momo_20060924.jpg

mido_20060924.jpg

異質なモノの組み合わせ

それはJazzの魅力でもある。心地よいコード進行が続く予定調和の音楽は、安らかだが飽きてしまう。

絵画やデザインにもJazzが聴き取れる時がある。異質なモノの組み合わせ。心地よいだけではなく、心がざわつく。安らかではないが、忘れられない。

Joni Michellの”Woodstock”を聴く。1970年、延べ60万人を動員したと言われるイギリス南部のワイト島で行われた野外フェスのステージで、観客の一部が暴徒と化し、混沌とした会場で、野次やブーイングが浴びせられる中で、頭を冷やせと語り、歌いきった歌。ここでは冒頭のイントロが異質で引っかかる、スタジオライブを。

この曲はJoni Michellが書いた曲だけど、初めはクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングがカバーしてヒットした曲

そのクロスビーが最近、若い人たちと歌っているのを聴いたけど、イイ声だね~、この爺さん(笑)。

プロフィール

桃姫の飼い主

Author:桃姫の飼い主
南極大陸を横断したグリーンランドハスキー犬『キンタ』を曾祖父に持つ由緒正しい駄犬『桃姫』とその飼い主が綴る、北の空の観天”呑気”

なお、ブログ中の拙い写真・絵画イラスト・文章等の著作権は放棄しておりませんのでご留意ください。

宣言:「私は原子力を利用しない世界を求めます」

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