阿寒の空(2)

雲と光りが織りなす空間のバライエティは永遠に続く。

それを限りなく追っていくつもりなのか?
それとも、どうにかエキスを濃縮しようとするのか?
それは写真でか、絵画でか、詩でか?
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阿寒の空(1)

しばらく阿寒方面に行っておりました。

写真は急な風で樹木に溜まった雪ががさっと落ちた瞬間です。
逆光に光って陰影がエエでしょ?
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日中に強い降雪

【16:00~30:雪あられ】
日中に強い降雪があり、10cmほど積もる。
車庫から出しておいた車は真っ白だ。
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風に流されていくのはハシブトガラスの群れ。
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しかし今年はJRの運休と高速道路の通行止めが目立った。
高速は毎日どこかで止まっていたんじゃないか。
事故か、事故が起こるから通行止めか…。いっそのこと冬季は通行止めにして、
犬橇かXCスキー専用の道路にしてみたらどうだろうか?

【9:00~10:00:小雪】
氷点下3℃ってところ。暑くもなく、寒くもなく。
冬も終わりに近づくと、身体がすっかり低温に慣れているのに気がつく。
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でも、まだこんなに雪あるんよ。
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雪投げでヘロヘロ

【8:30~9:00:曇/雲量:10/層積雲】
夜、雪が降った。それもカナリ。20cmくらい積もったかな。
最近、春の気配がしてきたんだけど、少し遠のいた感じ。
朝は雪投げでヘロヘロ。
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【10:00~30:曇/雲量:8/高層雲】
 登れ!!
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 登った!!
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水たまり

【8:30~9:30:快晴/雲量:2】
札幌は快晴。走れ~!!
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「平成24年経済センサス活動調査」とやらのアンケート用紙が届いたが、パンフのデザインが?なのだ。
久保純子が笑っている。何を笑っているのだろうか?笑える状況ではないのだ、こちらは!
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午後、打合せ。北大構内では雪が融けてきていた。
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これから荒れ模様の予報

今日はこれから荒れ模様の予報だが…。

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昼過ぎから急に風が強くなってきた札幌。
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日差しが暖かくなってきた。寝る!
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『私デザイン』(石岡瑛子著、講談社)

先日出張時に宿で見た、NHKテレビ・プロフェッショナル仕事の流儀。
デザイナーの故石岡瑛子氏の番組の再放送だった。
ブロードウェーミュージカルの衣装デザインの現場に密着した内容。

調査野帳の裏に書き留めたメモから…。

 ・本当に突き詰めた仕事だけが持つ圧倒的な力
 ・自分のすべてを燃やし尽くす
 ・いつもマントラのように唱えている言葉
  「誰にもマネできない Original」
  「革命的 Revolutionary」
  「時代を超える Timeless」
 ・1mmが世界を変える。すべてのデザインに意味がある。
 ・プロフェッショナルとは、与えられた条件をクリアしつつ、
  さらにより高いものをクリエイトできる人

帰宅後本書を購入。2005年に発行された、活動拠点を海外に移してからの自叙伝。

Amazonの書評なんかを読むと、「自画自賛が鼻につく」というようなコメントを残している人がいるけれど、
えっ?、どこがって感じ。全くそのようには感じられなかったけど…。
Amazonに書かれる書評はあてにならんなぁ。

マイルス・デイビス、フランシス・コッポラ、魔術師デイビッド・カッパーフィールド、ビヨーク等々、並み
居る創造者達とコラボレーションするのだ。強烈な自負無くして仕事ができるわけないっしょ。

デザインという仕事には、「請負」という側面があることを知る。したがって条件や制限がつきもの。
その中で彼女が目指してきたのは、ただ顧客の満足にあらず。それを見る人すべてに何かを感じ
させること。新しい何かを、驚くべき何かを、あるいは名付しがたい疑問を…。

デザインとは、見る人全てに対して向けられたベクトルのようなものと知る。


私 デザイン私 デザイン
(2005/08/31)
石岡 瑛子

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"Giorgio Morandi" (岡田温司監修、FOIL)

Giorgio Morandi(1890-1964)はイタリアの画家。

震災前に日本で展覧会が企画されていたのだが、幻の展覧会になってしまった。本書は当初、
目録として編纂されていたらしい。その後日本初の画集として出版された。

何の変哲もない壺がいくつか並べられているだけ。そんな絵が延々と続く。それと少しの花、しかも
数本の造花と、アトリエの窓からみえるありふれた風景。モチーフはそんな程度に限られている。

彼が生きた時代は絵画の世界が大きく変化していった時代だ。カンディンスキー、モンドリア
ンらの抽象画、ピカソ、ブラックらのキュビズム、マグリッド、エルンストらのシュールレアリズ
ム。古いものを打ち破るのだ!そんな気配が濃厚だった。

若い頃、彼はパリに出たかったらしい。セザンヌがお気に入りだった。しかし父親が急死、母親
と妹たち家族を養うという重責が彼の肩にかかり、断念する。その後は生まれ故郷のボローニャ
をほとんど出ることなく、絵の教師をしながら、ひたすらに壺達をみつめて絵を描いてきたという。

しかし彼は絵画世界の変革に背を向けてきた生きてきたわけではない。それらをよく理解した上で、
その上で静物を描き続けてきた、という。

 ・どこか遠くに行かないとは冒険ができないわけではない。
 ・多くの情報に惑わされることなく、自らの意識や疑問に真摯に向き合うこと。

解説を読んでそんなことを考えさせられる一方で、それとは関係なく、彼の絵に惹きつけられる。
「眼の楽しみ」を満たしてくれる。次女も気に入ったようで、画集を飽かずに眺めている。


ジョルジョ・モランディジョルジョ・モランディ
(2011/11/22)
ジョルジョ・モランディ

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【追記】
この画集には、戦後イタリアを代表する写真家・ルイジ・ギッリによって撮影された、
モランディのアトリエの写真が17点掲載されている。

ギッリは、モランディと同様に「光に対して鋭敏な感性をもっていた」写真家と紹介されている。
モチーフとされた壺や花瓶、質素な室内が、「透明感のある明るい光のもとに」表現されている。
これらの写真をみるだけでも、この画集は価値があると思う。

曇り後雪  後時々晴れ

【8:20~9:20/曇/雲量:10/高層雲】
曇っているが穏やかな朝。
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NBAではトンデモナイ奴が出てきた。ニューヨークニックスのジェレミー・リン
台湾系のアメリカ人で23歳。ハーバード大卒だって。見た目は日本人となんも変わらん。
身長191cm! もちろんPGだが、オイラがいたチームのCの方がデカイ。

2週間前までは誰も知らなかった選手が、6試合で161得点もあげているという。
10日のレイカーズ戦ではコービーを上回る38得点をあげたという。
ちょっと変わったシュートフォームだよ。それと当たりに強い。
ボードとボールの回転を上手く使ってシュートしている。この人、きっと手がデカイ。

Leszek Możdżer-So What

久しぶりに、本当に久しぶりに心揺さぶられるpianoを聴いた。
ポーランドのピアニスト、Leszek Możdżer。こんなマイルス Piano、聴いたことある?

So What

転がる音、跳ねる音。身体が動くこと。

昨日の夕方の分。【17:00~30/晴れ/雲量:3】
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今朝はまだ散歩にいっとらん。快晴ですっげー良い天気の札幌!
さあ、仕事するべや~。

『いま生きているという冒険』(石川直樹著、理論社)

石川直樹氏の2006年までの足跡がたどれる本。
漢字にはふりがなが振られてあり、若い中高生におすすめしたい本だが、
大人の私も十分に楽しめた。

高校二年の時、インドへの一人旅から石川氏の旅は始まった。
受験に失敗、野田知佑氏に師事し、アラスカのユーコン川をカヌーで下ったのち、
北極から南極までを人力で移動するプロジェクトに日本代表として参加して成し遂げる。
その間も含めて、北米最高峰のデナリ登頂から始まりチョモランマで完結する、
七大陸最高峰登頂の最年少記録達成。その後、
ミクロネシアに伝わる星の航海術(スターナビゲーション)を学ぶために、伝説の航海師マウに弟子入りし、
困難な航海を共にした後に「カーリュウ」というサタワル語の名をさずかる。
そして、前掲の熱気球による太平洋横断の挑戦と失敗。

それでも石川氏は語る。

「現実に何を体験するか、どこに行くかということはさして重要なことではない。
 心を揺さぶる何かに向かいあっているか、ということがもっとも大切なことだ。」

「異質なものを避けて五感を閉ざしてしまうと、世界が自分の知っている世界になってしまい、
 無限の世界は姿を変えてひどく小さいものになってしまう。
 そうならないように、不断の冒険によって最後の最後まで旅を続けようと努力したい。」

ミクロネシアのマウは石川氏個人にとって心の指針だという。

「たとえ広大な海で迷いそうになっても、自分の中にある島を見失いさえしなければ、
 きっと風は吹く。だからマウは言うのです。「心のなかに島は見えるか」と。」


いま生きているという冒険 (よりみちパン!セ)いま生きているという冒険 (よりみちパン!セ)
(2006/04)
石川 直樹

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だんだん寒くなってきた

【17:00~30:晴れ/雲量:5/降雪雲】
午前中は打合せ。
散歩が夕方になってしまった。
朝より昼、昼より夕方の方が寒く感じられる。
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『最後の冒険家』(石川直樹著、集英社)

今から4年前、2008年2月1日、手作りの熱気球で単独太平洋横断に挑んでいた神田道夫氏が

日付変更線を超え、アメリカ領内に入った太平洋のど真ん中で消息を絶った。

今もパイロットと搭乗機は発見されておらず、遭難の真相も明らかになっていない。


その4年前、2004年1月28日、神田氏とともに熱気球太平洋横断に挑んでいた著者・石川直樹氏らは、

宮城県沖1600kmに緊急着水し、およそ半日の漂流後、近くを通りかかった貨物船に奇跡的に救助される。

本書にはこれらの冒険の経緯が、石川氏の経験に基づいて記録されている。


神田氏が消息を絶った2008年の6月、トカラ列島悪石島で巨大なタンクが漂着しているのが発見された。

石川氏が同行した2004年の飛行で使われた手製のゴンドラであった。

沈没もせずに太平洋を半周し、日本人が発見しうる浜に奇跡的に打ち上げられた。

ボロボロになったゴンドラと錆び付いたカメラや機器類の写真が、驚きをさそう。


「世の中の多くの人が、自分の中から湧き上がる何かを抑えて、したたかに、

 そして死んだように生きざるをえないなかで、冒険家は生きるべくして死ぬ道をえらぶ…。」


最後の冒険家最後の冒険家
(2008/11/21)
石川 直樹

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バレンタインと受験

【16:10~40:快晴/雲量:2】

青森の娘から届いたチョコレートをみんなでいただきました。サンキュ!
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今日は私立高校の受験日。次女が受験。
帰ってきてから答え合わせをしているのか、2階の部屋から「ビエェー」とか「ヒェ-」とか、
絶叫調の声がたびたび聞こえてきている。中々難しかったらしい。

回転レシーブ

【15:30~16:30:晴れ/雲量:4/積雲・ちぎれ雲】
雲がところどころちぎれているところを見ると、上空には強い風が吹いているらしい。
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散歩を終えて町内に入ったところで、知り合いの白いサモエード・KARONちゃんと遭遇。

鎖もせず玄関口に立っていた。散歩後のクリーニングの最中だったみたい。

…で、当然来るわなぁ。問答無用で桃姫に突進、背中に乗っかり、かじりつき始めた。

飼い主のおばさんが慌てて止めにはいるが、既に二匹は戦闘態勢に入っていて、なかなか離れない。

おばさん、しっぽをつかんで離そうとするが、逆に引っ張られて転倒!

その姿が往年の女子バレー必殺技・回転レシーブのようだった。大丈夫だったかなぁ。

いやはや、申し訳ない! KARONちゃんをけっ飛ばすわけにもいかず…。

世界が生まれる場所

・アーカイブについて
例えば、職人の技をアーカイブに記憶する、というプロジェクトがある。職人が高齢化し、技術が伝承されていかないことに危機感をもった人たちが、苦肉の策として取り組んでいるらしい。それはそれで大切な仕事だと思う。

しかし、技を使うのは職人であり、作品を生み出すのは人間であって、アーカイブではない。結局、技を使う人間が”その位置”まで到達しないと、新しいものは生まれてこない。そこがとても重要な点だと思う。

・人間の眼について
植物や動物などを描く博物画というジャンルがあるが、画家達はそれをどのように描いているのだろうか?

昨今ではデジタル画像を容易に入手でき、それらを利用して主題の下絵を準備することも可能だろう。しかし、それらを利用してそれなりの絵が描けたとしても、それが何って感じ? 手っ取り早く「商品」は完成するかもしれないが、所詮コピーはコピーであり、コピーから新しいものが生まれてくるとは思われない。

妙な言い方になるが、新しいもの(あるいは世界)は人間の眼の中から生まれてくるんじゃないか、そんなふうに感じている。何かを作る人間にとっては、自分の眼がどこまで深く対象に近づくことができるかが重要で、その課程の中からしか新しいものは生まれてこないんじゃないか。

…とかなんとか、今朝はトイレの中でそんなことを考えていた。

田舎の友人

【14:15~45:晴れ/雲量:7/降雪雲】
午前中、久しぶりに田舎の友人と電話で話した。
どれくらい「久しぶり」かというと、だいたい20年ぶりかくらいかなぁ。
「ついこの間」? あるいは「ずいぶん昔」?
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彼と話していて何も違和感を感じなかった。
でも、我々の周りは確実に変化している。我々自身は?
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『花咲小路四丁目の聖人』(小路幸也著、ポプラ社)

北海道新聞の日曜書評欄(1月22日付け)に紹介されていた本。
著者が江別在住の作家、評者が寿郎社の土肥さんということで、読んでみた。

「意表をついた仕掛けと心温まるラストが持ち味の小路作品だが、本作は謎解きの面白さも加わり、
 大人も子どもも楽しめる平成の 探偵小説となっている。シリーズ化をぜひ期待したい。」との評。

楽しめましたが、もう一寸ストーリーに深みがあれば良かったかな、と感じる。
ハラハラドキドキがちょっと少なめの印象。でも、カミさんや娘にも薦めてみようと思う。

ところでタイトルに「花咲」とあり、一瞬「根室花咲」を連想しますが、舞台は東京郊外という設定で、
北海道とは関係がないことをメモしておきます。


花咲小路四丁目の聖人花咲小路四丁目の聖人
(2011/11/10)
小路幸也

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鍛錬とは…

昨夜、カミサン&末っ子と一緒に小樽の祭りを見てきた。

メチャ寒いからといって、「寒い寒い」を連呼するようでは、あまり格好いい大人とはいえないから、
どんなに寒くても決して「寒い」などとは一言も口に出してはいけない!
もしあなたが、そういう鍛錬(タンレン)をするつもりなら、最適なイベントです。

ちなみに外気温は-9℃、吹雪模様でしたが…。

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末っ子が写真を撮りたいというので、EOS 7Dを渡しておいた。レンズはシグマの対角魚眼オンリー。
以下、その成果。まあまあかな。
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夜間に数cmの降雪

【8:30~9:15:晴れ/雲量:3/降雪雲】
夜間に数cmの降雪。
札幌は良い天気だが、江別岩見沢方面にいつもの雪雲あり。

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種がたくさん落ちてる

【8:30~9:30:曇/雲量:10/高層雲】

東京の友人NKさんも52歳ですかぁ。そろそろ引き返せない年齢でっせぇ~。お互い。
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雪の階段の下にたくさん落ちていた種子。はて何??
【追記】どうやらウダイカンバの翼果のようだ。今度、シラカンバの翼果と比べてみたい。
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岩見沢方面で大雪

【8:30~9:00:快晴/雲量:2/降雪雲~江別方面】
札幌はとてもよく晴れているが、江別岩見沢方面では大変な雪になっている、らしい。
お見舞い申し上げます。
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娘から母にメール。某試験で再試が決まったとか。
フフフ、普通です。父も何度その修羅場を乗り越えてきたことか…。
先ずできなかったところを分析。戦略を練り、項目毎に集中して勉強しましょう!!

夕方、素晴らしいレンズ雲が出ていた。IMGP3581_2.jpg

『漸進快楽写真家』(金村修著、同友館)

「写真にはなんの謎もない。それが写真の唯一の謎だ。」

そんな書き出しから始まる、金村氏の写真論。
おっと、「論」じゃないかな。一方的に断定しているし…。

「写真家になる前はミュージシャンになりたくて、15歳で始めて25歳でやめた。
 25歳で写真学校に入学したから、みんなやめた。」
「昼間タブロイド紙を配り、夜学校で教えに行って、海外で個展をやって…」

 異色の写真家である。格好いい。

・考えるなんてすごく遅い。撮影で一番不必要なことは考えることだ。

・フレーミングや構図は分析する時に使う見方で、そんなことは写真と全然関係ない。

・写真家になるのは今さら引き返せないっていう意識だと思う。

・写真を撮るということは一度自分から離れてみることで、自分なんかいなくても世界は廻ってる、
 自分よりも世界の方が面白いということに気付くことだと思う。。

・写真家の責任の取り方は撮り続けることだけ、と教わった。

・アングルは結果だから、被写体を前に最初に考えることじゃないと思う。

・写真家になるのに重要なことは自分の写真を読まれないこと、読解されないこと。

・カメラマンは失敗は許されないけれど、写真家は公然と失敗できるし、一生失敗の連続でもいいと思う。

・行き詰まったらその行き詰まりを見せるのが写真家であって、
 何でも撮れるなんてつまらない可能性を見せることなんかじゃない。

・自分を消さなければいけないし、自分というフィルターにこだわっていると、結局自分を超えられない。

・意味を消すこと。学校時代4年間考えていたのは、どうやって意味を消すかだった。

以上、第一~二章からぐっときたフレーズを引用させていただいた。

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すわっ 遭難者か??

【8:30~9:50:曇のち晴れ/高層雲→巻雲/10→7】

散歩の途中で飼い主から離れた犬を見かけた。
たまに会う、顔見知りの犬だった。

「飼い主の爺さんはどうした?」と尋ねても知らぬふり。桃姫としばし談笑。
もしやどこぞで倒れているのでは、と心配になり、来た道を引き返して林間の遊歩道を一周してきた。

結局、道すがら、それらしき爺さんは倒れて居らず、帰ることに…。
いつもより20分も余計に歩いてしもうた。

大曲川の雪捨て場は例年通り雪に埋まっていく。
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ここいらのウサギは大胆にも除雪された歩道を利用しているらしい!
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クラリネット奏者 ストルツマンのこと

【8:30~9:30:曇り/雲量:10/層雲~層積雲】
暖かな朝だ。国道は舗装道路になっていた。


これも望月さんの本から教わったことだが、世界的なクラリネット奏者・ストルツマンのこと。

「しかし私には夏の橋の途中から、聞こえてくる音楽がある。…」

「それはストルツマンのクラリネット。
 暑さの中にわずかに澄んだものが紛れたことを知らせるために、必ず聞こえてくるのである。」

(以上、『方舟に積むものは』・「橋の途中から」から一部を引用)

クラシックはもとより、チック・コリアやキース・ジャレットとの競演もある、音楽的にものすごく幅の広い人。
つい最近もニューヨークで初めての?ジャズコンサートが開催されたようですよ。
マリンバ奏者の吉田ミカさんをMy Fiancéeと紹介していますね。

ところでクラリネットって、こんな音色の楽器だったっけか??イメージが変わりそう。

『方舟に積むものは』(望月通陽著、筑摩書房)

『タンブリンマン』から一部を引用。

「机に向かっていても砂の椅子に腰掛けるより頼りなく、新しい紙をひらいてもきのうの絵の上をなぞるばかりの日はもう仕事は諦めて、ゆでたまごをつくるのである。」  「…踊らぬ足にはどんな靴も無駄である。ならば部屋に居て、じっとイメージが配達されるのを待てばよいのだろうが、実はとっておきの靴が一足あるのである。」  「ディランの歌うタンブリンマン。それも素朴なライブ盤。これが私を踊らせる靴。魔法のかかとのすり減ってしまうのがこわいから、時々そっと履いてみる。」

詩のような散文が、簡潔で力強いデザインの染め物とともに納められている。
どこをどう読んでも、創作者としての望月さんの繊細さと優しさが感じられる、素晴らしい一冊。
一字一句に私は励まされる。

『雲の消息』から一部を引用。

「…ある若者が高名な建築家に師事することになった最初の日、おもむろにシャープペンシルを取り出すと、こう言われたそうである。「まず鉛筆を削ることから始めなさい」」  「私はこれからも、どんな時代になろうとも、鉛筆の持つ静かな時間を訥々と削り出しながら、仕事に向き合おうと思う。」
プロフィール

桃姫の飼い主

Author:桃姫の飼い主
南極大陸を横断したグリーンランドハスキー犬『キンタ』を曾祖父に持つ由緒正しい駄犬『桃姫』とその飼い主が綴る、北の空の観天”呑気”

なお、ブログ中の拙い写真・絵画イラスト・文章等の著作権は放棄しておりませんのでご留意ください。

宣言:「私は原子力を利用しない世界を求めます」

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